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インターネットのユーレー

リンクをすこし整理した。五、六年前に交流があって、一度お会いしたこともある方のblogが、リンク切れになっていたので。ずいぶん前から更新はされていなかったのだけれど、今年に入って何年ぶりかに更新されて、だからまた彼女の文章を読めるのかしらと楽しみにしていた。いまはもうインターネット上でも探せなくなってしまったあの人のことを思う。すらりと長い指を持つ、きれいなひとのこと。
きのうは文学フリマがあったので、終了間際にすこしだけ顔を出しました。真夏さんととりとめもない話をして、そして別れた。彼女とは物事に対するスタンスや受け止め方がすこし似ているところがあって、でも似ているということは確実に違うということで。彼女はその差異をそのままにしておいてくれるから、話していると安心する。
真夏さんにも話したのだけれど、わたしはインターネットが大好きだ。インターネットの海、なんて言い回しをたまにするけれどそれはほんとうにそうで、たとえばゴミをなんでも捨てられちゃうところとか。海はおおきなゴミ箱って二十世紀には言われていて、近年になってようやくそんなのおかしいよちゃんと環境を大切にしましょうって法整備が進んだりしているのだけれど、いままではガンガン大量のゴミが捨てられてきた。インターネットにもゴミがたくさん沈んでいる。わたしが過去に書いた言葉たちも、たくさん沈んでいる。わたしは基本的に過去のわたしのことはわたしだと思っていないから、そのゴミがわたしのものだとは思わないしどうだっていいんだけど、でもたまにそういうものと出会うとインターネットが好きだなと思う。インターネットはたいせつなものもどうでもいいものもぜんぶバカみたいに抱え込んで、錆びたまま誰も触らない海底で、じっと眠らせていたりする。インターネットのユーレー。わたしはそんな残骸たちが、どうしようもなくすきだよ。だから見失ってしまったあの人も、いつかまたそのかけらを見つけることができるのかもしれないし、もしかしたらいつかまたすれ違えるのかもしれない。たとえばそのとき、名前がもう違っていても、わたしがまるで気がつけなくても。

ライブの感想がちょう溜まっていることに気がついておののいているので、そろそろ書いて放り出したいね。記憶に区切りをつけたいね。書いてしまったことは、忘れてしまってもいい。
ここさいきんはいいライブをたくさん観られています。こないだの日曜日、O-EASTで観たsoundohbなんかサイコーだった。忘れたくなくてもいつか忘れてしまうから、忘れないうちに書いてしまって、そのままきっぱりと忘れたい。インターネットにはあたしの死体が積み重なっている。死のアーカイブ。記憶のプール。わたしのソフトを保管するための海。わたしが持っていなくてもそれはそこにずっとあるから、わたしはいくらでも新しくなっていい。上書きされていく。アップロードされていく。内側にかつてがなくても、わたしはいまだけでかまわない。
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